シンプルさを極めた美しい和菓子♡ 松琴堂の「阿わ雪」が気になる!

シンプルさを極めた美しい和菓子♡ 松琴堂の「阿わ雪」が気になる!
2021年12月4日 Reiko
In 和菓子/スイーツ

皆さん「献上菓子」というものをご存知でしょうか。

今では皇室や宮家へ捧げられるお菓子をそのように言いますが、昔砂糖がとても貴重だった時代に、砂糖を使用したお菓子を上等菓子として、主君や貴人など身分の高い人だけが食べられたものです。

皇室や宮家が口にされるお菓子。なんだか気になりますよね!これまでも数多くの和菓子が献上されてきたようですが、今回は筆者がいただいた松琴堂さんの「阿わ雪」をご紹介します。

 

松琴堂ってどんなお店?

松琴堂は伝統の技と和菓子作りに対する情熱さを長きにわたり引き継ぎ、現代においても新しい試みも取り入れながら、人々に愛される和菓子作りに取り組んでいる由緒あるお店です。

阿わ雪の製法は、一子相伝で150年の年月を超えて受け継がれます。

阿わ雪の由縁について

伊藤博文が愛し、口の中で消えゆく様が春の淡雪を思わせたことからこのように名付けられたそう。
儚い口溶けのお菓子は口に入れた瞬間、上品な甘さが口いっぱいに広がり、まさに雪のように溶けて行きます。そしてふわっというような、サクッでもなくさふっとしたなんとも不思議な食感を楽しむことが出来ます。
その見た目はとてもシンプルで、装飾の全くない純白さはシンプルさを極め、美しく品の良い仕上がりです。

材料

使われている材料は卵白と砂糖、寒天の3つだけ。
それぞれの量やそれらを混ぜ合わせるタイミングなどは明かされておりませんが、全ての工程をもちろん手作りで丁寧に作られています。
天皇や宮家のお口に入るものだからこそ安心してお召し上がり頂けるよう、着色などであまり手を加えたようには見せず素材を活かしシンプルなお菓子にたどり着いたそう。

種類

©︎Reiko Okada

おもたせとしてお渡しする際には写真のように豪華な化粧箱に入れてのお取り寄せも出来ます。
お菓子だけでなく箱も素敵だと貰った方も気分が上がりますよね!

写真のような棹物ですと1本1485円(税込)です。

その他にも『プチ阿わ雪』という切り分けられている物や、桐箱に入った物もあります。桐箱のものは好きな形や大きさに切り分けられるよう用意されているので、お渡しする方やお茶事などシーンによって選ぶ事が出来るのも嬉しいですね!

こちらのお菓子、常温ですと1週間、冷蔵保存ですと2週間持ちますので、お取り寄せをして誰か特別な人への手土産にもおすすめです!

 

お店の情報

阿わ雪 本舗 松琴堂

所在地

〒750-0006  山口県下関市南部町2-5

電話

083-222-2834

営業時間

9:00~18:00

定休日

日曜日、祝祭日

 

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