茶道道具の一つ「懐紙」って何?わかりやすく解説

茶道道具の一つ「懐紙」って何?わかりやすく解説
2016年10月17日 MELETY編集部

茶道で使う道具はたくさんありますが、その中で「懐紙=かいし」について、今回ご紹介してきます。

 

懐紙とは?

懐紙とは、「ふところ=懐にいれて携帯する紙」のことをさしますが、元々は、もともと料紙という、和歌や俳句を書く紙のことで、これを懐中に忍ばせたことから懐紙と呼びました。そこから派生し、着物が日本人の間で一般的な普段着だった頃までは、常に懐に入れて持ち歩き、現代でいうところのハンカチ、メモ用紙など、多くの使い方があった、生活になくてはならない必需品でした。

今では文房具店や和紙製品のお店で、いろんな種類の懐紙が置いてあり、誰でも気軽に購入できます。一番ポピュラーなのはお茶席などでよく使用する真っ白の懐紙です。それらを束にしたあと、二つ折りにして携帯します。

 

懐紙の使い方の例

・敷き紙
・メモ用紙や一筆箋
・心付けを渡すとき
・口元をふく
・コースター
・テーブルにこぼしたものを拭き取る
・ハンカチ

一般的な使い方をふくめると、これだけ多くの懐紙の使い方がありますが、お茶席で使用する懐紙は、「お菓子をいただく」ときに使用します。

①お懐紙を懐から取り出します。お懐紙にはお菓子といただく際の菓子切りを挟んでおきます。

②お菓子と自分の間にお懐紙をセットします。

③お菓子を手前の右から順にとり、お懐紙にのせます。

④お菓子をとったお箸は汚れていますので、お懐紙の端の部分で汚れを拭き取ります。

⑤お箸は右手で返して、左手でお懐紙を胸の高さに持って行きます。

⑥菓子切りでお菓子を切り分けていただきます。

⑦食べ終わったら、菓子切りを懐紙でよく拭き取ります。

⑧その後、使い終わった、汚れた懐紙は左袖にしまいます。

※水饅頭などの水分が多い菓子のケースでは、硫酸紙などを使用し、懐紙に水分がにじまないようにします。水饅頭の場合は、銘々皿や、銘々鉢に匙をつけて出す場合もあります。銘々皿の場合でも懐紙に移しますが、銘々鉢の場合は、懐紙に移さずそのまま頂きます。(引用:習心帰大道《都流茶道教室■月桑庵》

 

茶道ではこのような場面で使用しますが、流派などで多少異なった作法になります。一般的な状況でも、汁っ気の多い食べ物を口に運ぶ際に、垂れないように懐紙を使ったり、容器からお水などを注ぐ場面で、注ぎ口に懐紙を添えることもあります。また、お金を渡すときにお札をむき出しにせず、懐紙に挟んで渡す、というのも大人のたしなみもあります。

 

おすすめの懐紙をご紹介

1. 京都 辻徳 まめにいきましょまめ懐紙 豆色の世界
41bbcqsknll
サイズ:
懐紙 17.4×10.4cm
懐紙ケース(折り畳みサイズ) 6.8×11.2cm
10枚入り
¥250(税込)

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2. お値打ち 静懐紙
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サイズ:
女性用
無地
5束×30、合計150枚
¥799

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3. SOU・SOUテキスタイル懐紙(かいし)/梅林(ばいりん)
86744084_o2

サイズ  14.5×17.5cm
内容量  20枚
品質  和紙
製造  Kiji株式会社
製造国  日本
648円(税込)

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持っていて便利な「懐紙」。皆さんも茶道での使用を通して、日常生活でも使ってみることをおすすめします!