京都四条に会社がある、先染め紋織物の老舗織元である細尾(HOSOO)。細尾は西陣織のテキスタイルブランド「HOSOO」を生み出し、伝統工芸をグローバルに向けて展開してます。
その細尾が構えているギャラリーにお邪魔してきました!
細尾 HOSOOついて
1688年に創業した「細尾」は、京都の西陣織を代表する老舗織元で、当時より皇族や将軍家など高貴なお客の要望に応え続けてきたルーツをもってます。今では有名ブランドの内装やデザインにも起用され、そのクォリティの高さは折り紙付き!その技術と西陣の美しさを生かした商品を開発し、販売もしています。
HOSOO GALLERY─ホソオ ギャラリー
細尾がオープンしたギャラリーは、和にとどまらず、テキスタイルとしての西陣織と西洋のテイストも取り入れた優美な雰囲気とデザインが特徴です。館内は京都近郊の寺院や山から採取した4種類の土で、伝統工法により壁を築いています。
1階はギャラリーとなっていて、さまざまな商品が並んでいます。
西陣織のテキスタイルを使って制作されているカバンやポーチなど。とてもかわいいです♪
鞄は、伝統的なお茶席で使用される数奇屋袋をモチーフに、着物やドレス、さらには日常の装いにも美しく映えるようにデザインされた、HOSOOのアイコニックなアイテムです。
こちらは手前がアウター、奥がスリープウェアです。価格は10万あたりと高価ですが、その着心地や見た目に対しての軽さなど、着てみると実感できる本物がここにあります。
染め方も、黄檗(きはだ)、日本茜、梅、ニホンムラサキ、梅(鉄媒染)、椎(鉄媒染)、楊梅(やまもも)(鉄媒染)による7種類の好みの染め色を選んでオーダーで受けています。あなたの好みに合わせた洋服を!
こちらはカーテン。繊細さと豪華さが同居した美しいデザインです。
ガラスのお皿に敷いているのはテーブルウェアです。は、職人がひとつずつ丁寧にテーブルウェアに仕立ています。西陣織特有の箔が光をとらえ、テキスタイルに込められた物語と幻想的なデザインが、空間を豊かに彩ります。
家具も販売!テキスタイルの美しさが際立つラウンジチェアです。端正なフォルムのウッドフレームが都会的なムードをもたらし、身体を包み込むような優雅な座り心地を実現しています。オーダーメイドというこだわりも。
2階はギャラリー
2階もあり、幅広い専門家との協働を通して、アートやデザイン、工芸、サイエンスなど、多角的な視点から染織を扱う企画展示を中心に開催しています。
静寂かつ荘厳な空間に展示されている西陣織のテキスタイルが壁にかかってます。ここでしか見られない貴重なものばかり!
カフェでゆっくりまったりと!
細尾のテーブルウェアが敷いているこの場所では、細尾が提供するデザートや飲み物を楽しめるカフェが併設されてます。季節限定のスイーツやお茶、シャンパーニュなどを、味わい豊かな伝統工芸の器で楽しめます!
今回は席が空いていたので特設のラウンジチェアがある個室スペースで季節の和菓子をいただきました♡
そこの空間は外には砂利が敷いてあり、侘び寂びを感じさせるような静謐な空間が広がっています。
今回は抹茶とマカロンをいただきました。マカロンは平安時代に公家文化から生まれた女性のきものの配色美である 「かさね色目」をテーマにしています。
季節に合わせて今回はマンゴー味🍊
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