茶道を習う茶道男子が急増?茶道の歴史と基礎知識

茶道を習う茶道男子が急増?茶道の歴史と基礎知識
2016年9月3日 MELETY編集部

茶道は女性だけの習い事だと思っている方も多いと思います。しかし、400年以上昔、お茶を世に広めた茶人千利休は男性であるように、茶道は決して女性のためだけの習い事ではありません。今回は茶道男子になりたい男性の方向けに、茶道の基礎知識と歴史をご紹介します。

 

茶道の歴史は男性によって受け継がれてきた

今の若い世代の人達に、「茶道と言えば女性と男性どちらのイメージが強い?」と聞けば、女性と答える人は圧倒的に多いのではないでしょうか。実際に、茶道教室や茶会に参加する男女比も、今は女性の方が多い事でしょう。巷に流れる茶道教室の案内を見ても、「女子力を上げるための習い事」として捉えられていることが多く、自分磨きの一環として仕事の後に茶道を習う女性は多いものです。また、学校の茶道部でも女性の所属率が圧倒的に多いのが現状です。こうした事もあり、茶道は女性のもの、昔であれば花嫁修業の習い事というイメージを持っている人は多いと思います。

しかし、実は茶道とは男性が主として築き上げられた文化なのです。歴史上の茶人を挙げてみると分かりやすいでしょう。茶道の祖である村田珠光武野紹鴎千利休を始めとして、階級の垣根を越えて庶民にも広まった江戸時代の茶人を見ても、吉田織部や片桐石州、小堀遠州など男性茶人ばかりが名を残し、女性が全くいない事に気づくのではないでしょうか。これは、茶道とはもともと男性社会の文化であり、男性同士の中で育ち、発展してきたものだからです。

意外に思われるかもしれませんが、特に女性のイメージの強い生け花の世界も同様なのです。このように、古くから育まれた文化には、女性ではなく男性によって受け継がれてきたものばかりなのです。

 

茶道に必要な基本ツール

茶道教室に入る時、お茶会に出る時、の基本的な持ち物は、
「帛紗(服紗)ばさみ・帛紗(服紗)・懐紙・懐紙ばさみ・扇子・出し帛紗(出し服紗)・楊枝」になります。

 

1. 帛紗(服紗)

 

2. 帛紗(服紗)ばさみ

 

3. 懐紙

 

4. 懐紙ばさみ

 

5. 出し帛紗

 

5. 楊枝

 

服紗(ふくさ)ばさみに、他の道具一式をしまい、バッグのような役割を果たします。はじめのうちは、一人で動作を練習したり、先生や生徒同士で役を決めて練習しますが、その際も実践で使えるように常日頃からこのセットを意識して持ち合わせましょう。

 

※少し値段が張りますが、一式セットで購入されるのもいいかと思います。

 

表千家、裏千家、武者小路千家の3つの千家

茶道の流派は主に「表千家」、「裏千家」、「武者小路千家」の3つの千家に分かれます。
由来については、本家筋の表千家から分かれて、本家の裏手に茶室を構えたことから「裏千家」と呼ばれているようです。
また、武者小路千家は、これら2つの茶室より少し南に下りたところにある武者小路という道沿から名前をとって、武者小路千家と呼ばれるよになりました。

どの流派が一番ということはありません。それぞれ独自の流儀や作法があります。みなさんの趣向や感性に応じて、好きな流派を選択するのがいいでしょう。