花と心を結ぶ秋。「いけばな大賞2025」で出会う、日本の美しさ

花と心を結ぶ秋。「いけばな大賞2025」で出会う、日本の美しさ
2025年8月4日 佐藤杜美
In 華道

90周年を迎える「いけばな大賞2025」は、日本の伝統文化・華道の魅力を、あらためて見つめなおせる特別な展覧会です。
華道をすでに学んでいる方はもちろん、最近お花に惹かれている方や、「いけばなってちょっと気になる…」というビギナーさんにもおすすめしたいイベントです。

いけばな大賞って?

昭和7年より開催されている、歴史と伝統を誇る審査制のいけばな展です。
本展は、流派・経験・年齢・国籍を問わず、どなたでもご参加いただける公募審査制度の展覧会で、技術と感性を高め合い、いけばな界全体の発展を目指して活動を続けています。
とくに最近は、若い世代にも注目されていて、自由な発想や色づかいが光る作品もたくさん登場しています🌸

会場と日程

会場は、北千住駅からすぐのシアター1010(センジュ)。雨の日でも迷わず行ける、駅直結の便利なロケーションです。

一般部門
前期展(公開審査):11月23日(日・祝)~24日(月・祝)
後期展(自由作品・特別展示):11月25日(火)~26日(水)

学生部門
11月23日(日)

参加について
エントリーは【7月1日(火)】より受付スタート。
公式サイトの申し込みフォームから、簡単に登録できます。

参加費
・学生部門:5,000円(税込)
・一般部門:30,000円(税込)〜

※グループ制作はできませんが、お友達と一緒に参加して、お互いの作品を見せ合うのもきっと素敵な体験に。

いけばな大賞公式サイト

 

過去の入賞作品

©︎一般社団法人帝国華道院

これまでの入賞作品を見ることができるので、過去の作品を見て傾向を掴んでみることをおすすめします。一般部門では、緑を基調に葉や木々を巧みに取り入れた作品が多い印象を受けました。

©︎一般社団法人帝国華道院

学生部門では、学生部門はカラフルで華やかさが際立っており、フレッシュな感性が感じられる生け方が多いと感じました。

過去の作品を見る

 

花を生ける時間は、自分と向き合うやさしい時間

華道に少しでも興味をお持ちでしたら、ぜひ参加してみてください。花を生ける体験はもちろん、他の参加者の作品を見ることで新たな発見や刺激を受けることができます。普段とは違う感性に触れることで、自分の表現の幅も広がるかもしれません。また、日常に彩りと心の豊かさをもたらしてくれるはずです。