日本とバチカンの国交樹立75周年を記念して、現地のバチカン大使公邸で3/22、お茶会が開かれました。茶道裏千家ローマ出張所の野尻命子さん(81)がお点前を披露し、バチカン高官や在バチカン各国外交団ら約100人の出席者に佐賀の唐津焼の器でお茶を振る舞い、日本の伝統文化を紹介したそうです。
初めてお茶を試したというウルグアイのグズマン・カリキリ駐バチカン大使は「とてもおいしい。日本人の心が感じられた」と笑顔で話したそうです。
唐津焼の十四代中里太郎右衛門さん(60)は自作の茶わんや祖父、父の作品を手に、400年以上続く唐津焼の歴史を紹介し「ひび割れの中にお茶が染み込み、使っていくうちに色や雰囲気が変化する」と説明しました。
スロベニア大使夫人のテア・クンステルユさんは「親から子に引き継がれる陶芸の歴史は興味深い」と語り、唐津焼の手触りを楽しんでいたそうで、これを通してより多くの国に茶道文化が伝わるといいですね!
参照:産経ニュース
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