紫陽花 | 6月を象徴する梅雨の花をご紹介

紫陽花 | 6月を象徴する梅雨の花をご紹介
2022年6月26日 MELETY
In 芸術/文化

紫陽花(あじさい)は5月から開花し始め、6月上旬から7月上旬にはその見頃を迎えます。梅雨や初夏の時期にぴったりな紫陽花。
紫陽花をみたい場合も、桜と比較しても見頃の時期は長いのもおすすめのポイントです。

 

紫陽花の花言葉


 
紫陽花の特徴の1つとして、環境によって花の色が変化するという点が挙げられます。
よく見る青色だけでなく、同じ株の花が赤や紫になったりと、色を変える様子は神秘的ですね♪
色が変わる理由は、土の酸度の高さ(水素イオン濃度指数)と花に含まれる色素が関係してます。土壌が酸性であれば青系、アルカリ性に近づくにつれて赤系に変わります。

バリエーション豊かな紫陽花は、七変化という別名や移り気、無常といった花言葉がつけられています。

 

紫陽花を生けてみる

©︎Shigeru Nagata

一輪ざしに紫陽花の花をいけてみました。

いける際に、備前焼はどうでしょう?備前焼は岡山で焼かれています。「古備前」として珍重されるものもあり、日本六古窯の一つとして知られています。日本六古窯は、瀬戸焼、常滑焼、越前焼、信楽焼、丹波立杭焼、備前焼をいい、中世から現代まで続く釜の総称です。
値段の手頃で渋く、淡い花などよく映えます。

 

紫陽花がみられる観光スポット

■銀閣寺(哲学の道)

©︎Shigeru Nagata

紫陽花の咲く哲学の道は、紫陽花を鑑賞できるスポットです。哲学の道の紫陽花の見ごろは例年6月中旬頃から7月上旬頃。
哲学の道では、銀閣寺周辺など各所に植えられており、紫・青・ピンク色などの色が見られます。

哲学の道で散策しながら紫陽花を見つけて、そのあと銀閣寺などを拝観するのもおすすめです!

 

■三室戸寺

京都の名所として有名な三室戸寺(みむろとじ)。寺社内にあるあじさい園では、なんと約2万株ものあじさいが広がっています!
夜にはライトアップという粋な演出も、夜に浮かび上がるロマンチックな光景も必見ですね!

三室戸寺(あじさい園)

所在地

〒611-0013 京都府宇治市莵道滋賀谷21

開園期間

例年6月1日~7月上旬まで

時間

8時30分~16時30分

拝観料

大人1,000円 小人500円

※2022年時点

 

■雲昌寺(あじさい寺)

秋田県の男鹿半島の高台に位置するお寺、雲昌寺です。境内には、住職が育てた約1500株もの紫陽花が出迎えてくれます。このお寺の紫陽花は1株につく花の数が多いそうです。満開を迎える時は圧巻の景色なこと間違いなしです!

雲昌寺(あじさい寺)

所在地

〒010-0683 秋田県男鹿市北浦北浦字北浦57

紫陽花の見頃期間

例年6月1日~7月上旬まで

時間

9時~17時00まで(最終入場16時30分)

拝観料

中学生以上500~800円、中学生以下無料

ライトアップ

あり

※2022年時点

 

■明月院

神奈川県の鎌倉エリアは紫陽花が鑑賞できるスポットとして有名です。その中でも有名なあじさい寺として知られているのは、北鎌倉駅から歩いて10分ほどのところにある明月院(めいげついん)です。境内にある数千本の紫陽花は見頃を迎えると青一色に染まっていることから「明月院ブルー」と称されます。

明月院

所在地

〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内189

紫陽花の見頃期間

例年6月1日~7月上旬まで

時間

9時〜16時

拝観料

高校生以上500円、小・中学生300円

※2022年時点