
茶道ってちょっと敷居が高い、というイメージを変えようと動き出したのが、今回ご紹介する空円プロジェクトです。
静岡・島田を拠点に、お茶の魅力をもっと気軽に楽しめる体験や映像づくりに挑戦中しており、
伝統を大切にしながらも、今の暮らしに寄り添う茶道を届けようとしています!
今回はそんな素敵なプロジェクトをご紹介します。
1.「茶道なんて自分には関係ない」——そんなあなたへ
「茶会なんて自分には縁がない」「茶道って敷居が高そう」。
現代の多くの若者にとって、茶道はどこか遠い存在になりつつあります。
実際、一般的な茶会では1席5,000円前後が相場。作法も一から覚えなければならず、参加のハードルは決して低くありません。
けれど、かつて茶道を大成させた千利休が目指したのは、限られた人たちだけの特別な世界ではありませんでした。
身分や立場を超えて、誰もが一杯のお茶を手に、静かに自分と向き合い、人と心を通わせる。
それが、茶道の原点でした。
コロナ禍やSNSの普及で「居場所がない」と感じる若者が増えている今こそ、
茶道が本来持っていた静寂とつながりの場が、あらためて求められているのではないでしょうか。
2. 空円プロジェクトとは?

↑空円のロゴ。「円」をつなぐ「空」間をつくる、という思いを込めています
空円(くうえん)はそんな日本の茶文化の魅力を次世代へ伝えるために立ち上がった、20代のメンバーが中心の若手のプロジェクトです。
メンバーのほとんどが20代で、それぞれ本業をやりながら「茶文化の敷居を下げてより多くの人に届けたい」という思いで、本プロジェクトに参加しています。
3. お茶は、私たちのすぐそばにある
「茶道」と聞くと遠い世界に感じられるかもしれませんが、実は私たちの日常にはお茶がたくさんあります。
食後に飲む一杯のお茶。カフェで飲む抹茶ラテ。和スイーツとともに楽しむお抹茶。
そんな何気ない瞬間にも、茶道が大切にしてきた「一杯のお茶を通して自分や誰かと向き合う」精神は、確かに息づいています。
私たちは、この日常に根ざした「お茶」を出発点に、茶道の本来の魅力を再発見し、もっと多くの人に届けたいと考えています。
4. 2025年、島田市から世界へ。具体的な取り組み
2025年夏、私たちはお茶の産地としても有数の静岡県島田市を舞台に、茶文化をテーマにした映像制作と体験イベントを実施します!
■映像制作
島田市の豊かな自然と歴史ある茶文化を背景に、茶道の魅力を現代の感性で切り取った映像作品を制作予定です。
詳細はこちら!■体験イベント
「初めての茶会」をテーマに、作法にとらわれず、誰でも気軽に参加できる茶会体験イベントを開催します。通常の茶会だけでなく、屋外で気軽にお茶を点てる「野点」の開催も予定しています。
地域の皆さまのご協力をいただきながら、島田発・世界へ発信する茶文化プロジェクトを目指しています!
さらに、若い世代にも茶文化の魅力を広めるために、人気インフルエンサーとのコラボレーションも進行中です!
どんな方とどんな形でコラボするのか、今後の情報もどうぞお楽しみに!
伝統を大切にしながらも、現代の感性と自由な発想で、「今を生きる人たちに響く茶道」を届けていきます。
6. 最後に
一杯のお茶と静寂から始まる、自分と向き合うひとときや小さなつながりの場を大切にしたい。
「茶道って難しそう」「ちょっと遠い世界」と感じている方にも、もっと身近に、気軽に楽しんでもらえるきっかけをつくりたい。
私たち空円プロジェクトは、そんな思いで活動しています。
この円が、茶道や日本文化に興味がある方はもちろん、まだ知らない方にも少しずつ広がっていくよう応援、よろしくお願いいたします。
また、現在、9月の撮影に向けたクラウドファンディングにも挑戦中です!
ご支援いただいた方には、茶道体験や日常使いもできる羽織など、魅力的なリターンをご用意しています。
私たちの活動に興味を持ってくださった方は、ぜひ下記のURLから応援ページをご覧ください!
若い力で、伝統と未来をつなぐ。
空円プロジェクトの挑戦を、どうか応援よろしくお願いいたします!